旦那さんが「国家公務員」の友人が、GWはハワイに行くそうです。国家公務員ってそんなに「高年収」なんですか? 今の時期かなり高いと思うのですが…
安定していて高収入がもらえるイメージのある国家公務員。国家公務員の旦那さんを持つ友人がGWにハワイに行くと聞くと、そんなに国家公務員は生活にゆとりがあるのか、国家公務員の年収は一体どれほどなのかと気になる人もいるでしょう。 本記事では国家公務員の年収はどのくらいなのか、民間企業との年収差について触れていきながら解説します。 ▼「公務員は安定している」って本当? 定年退職の割合や退職金の平均額を教えて!
GWにハワイに行く場合にかかる費用とは?
ハワイ旅行にかかる費用は飛行機、ホテル、食事、現地のツアーなどさまざまな要因によって異なります。厳密にいくらということは言い切れませんが、通常ハワイへの旅行費用は1人当たり15万円以上となっています。 さらにGW中のハワイ旅行はどのくらいかかるのかを総合旅行サイトHISで確認してみると、オアフ島5日間ツアー(飛行機・ホテル付プラン)の中で一番安いツアーでも約25万円となっています。GWやお盆などの繁忙期に行くと、通常よりも費用が数倍高くなるといえるでしょう。
国家公務員の年収とは?
実際に国家公務員の年収がどれほどなのかを見ていきましょう。国家公務員は職種や学歴などによって年収が変わりますが、大卒で「行政職」として勤務していると仮定します。合わせて、ボーナスは2023年度の4.5ヶ月分で計算しています(図表1)。 図表1
令和5年国家公務員給与等実態調査の結果 (全体版) 第14表〔参考1〕行政職俸給表(一)の年齢階層別、給与決定上の学歴別人員及び平均給与月額より筆者作成 図表1を見て分かるとおり、20代でも400万円以上の年収となっている人が多く、年齢が上がるにつれて年収が上がっていき、60歳近くになると年収は900万円近くになります。 日本の平均年収458万円と比べると、30代の時点ですでにこの平均年収を上回るとともに、60歳未満になると日本の平均年収の約2倍近い金額まで年収をもらえるようになることが分かります。国家公務員は日本の平均年収よりも多くもらっている人が多いことが分かるでしょう。