「ベランダも床暖房も不要でもったいない」静岡県で「4500万円の注文住宅」を建てた40歳代夫婦が語る後悔ポイント5選と満足点とは
GWには、さまざまな住宅展示場を訪れているという方もいるのではないでしょうか。魅力的なキャンペーンを打ち出す住宅会社も多く、つい話を聞いてしまう方もいます。 【写真】静岡県で「4500万円の注文住宅」を建てた40歳代夫婦の後悔ポイント・満足ポイントは? 注文住宅を建てようとする方には、それぞれ建築する際に重視する条件があると思います。 株式会社リクルートの調査研究機関であるSUUMOリサーチセンターが2023年11月16日に公表したデータによると、全国の建築者(一年以内に一戸建てを建築した方)を対象に行った調査の結果、建築する際に重視した条件の上位5項目は下記の順になっており住宅性能を重視している人が多いことがわかります。 1.耐震性に優れていること 2.断熱性・気密性に優れていること 3.間取り・プランが良いこと 4.家事しやすい間取りであること 5.耐久性に優れていること(住宅の寿命が長い) そして「太陽光発電を搭載すること」「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス=生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが上回る住宅)であること」「断熱性・気密性に優れていること」が2022年の調査と比較して増加している上位3項目となっています。 この結果から、間取りや外観デザインが良いことはもちろん、住宅性能や設備に対しても関心が高いことを明確に示しているといえるでしょう。 そこで本時期では、静岡県で注文住宅を購入した方の後悔した点と満足した点を紹介したいと思います。 ここで紹介するのは、次のような方の実際の体験談にもとづいています。 ・【居住地】 静岡県 ・【購入価格】 4500万円 ・【現在の年齢】 40歳代 ・【購入時の年齢】30歳代 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
静岡県で注文住宅を建てた夫婦の後悔1:2階のベランダ
「2階のベランダに費用をかけましたが、全く使用することがなく無駄でした」 ベランダは洗濯物を干すのに便利なため、2階建て以上の住宅の多くにはベランダが設置されています。 しかし建築コストや維持管理の負担を軽減するために、ベランダを設置しない住宅も少しずつ増えています。 特に花粉や黄砂などを気にしてベランダに洗濯物を干さない、住宅密集地のため採光や通風が期待できない、十分な広さの庭があるといった場合には、ベランダを作っても使わなくなる可能性があります。