ブガッティってどんなメーカー? 過去・現在の車種ラインアップを紹介!
EB110(1991年)
ブガッティ・アウトモビリ設立後、1991年に登場したEB110はターボ付き3.5リッターV12エンジンをミッドシップに搭載するスーパーカー。最高出力560馬力を発揮するパワーユニットを搭載したことで、最高時速は350km/hを誇ります。 ノーマルのEB110でもかなりの走行性能を誇っていましたが、デビュー翌年にはカーボンなどを用いてボディを軽量化したほか、パワーユニットをチューンして最高出力を611馬力まで高めたEB110SSを追加。 伝説のブランドを復活させたスーパーカーとして注目を集めたEB110でしたが、ブガッティ・アウトモビリが1995年に倒産してしまいます……。
ヴェイロン(2005年)
ブガッティ・アウトモビリ倒産後、ブランドを獲得したのはフォルクスワーゲングループ。ブガッティ・オートモビルを立ち上げ販売したのがこのヴェイロンです。 ヴェイロン最大の特徴はパワーユニットに8リッターW型16気筒エンジンを搭載したこと。このエンジンに4つのターボを搭載し最高出力1001馬力を発揮しました。 デビュー後、同車はオープンモデルの“グランスポーツ”、走行性能を高めた“スーパースポーツ”、グランスポーツの性能を高めた“ヴィテス”など多彩な仕様が追加されてます。
まとめ
ブガッティといえば、スーパーカーを販売するメーカーとして知られていますが、現在に行き着くまで紆余曲折がありました。 そんなブガッティが現在販売するモデルに搭載しているのはW型エンジン。ヴェイロン以降、同社の大きな特徴でしたが、先程もお伝えしたように、W16ミストラルが搭載する最後のモデルとなることが発表されています。 ほかのプレミアムメーカー同様、パワーユニットの電動化が行われる予定ですが、新たに登場するブガッティ車がどのようなモデルになるかが楽しみです。
手束 毅