木による快適性の高い空間を実現…竹中工務店が開発、耐震性能高めた壁の設計技術の仕組み
竹中工務店は直交集成板(CLT)と鋼板の組み合わせによって耐震性能を高めた壁の設計技術「KiPLUS WAVY」を開発した。大規模・高層建物に適用可能。居室や執務エリアに耐震壁を設置する場合も、木による快適性の高い空間を実現する。 波形の鋼板や周辺の柱・梁(はり)フレームで構成する波形鋼板耐震壁と、CLTを組み合わせた。規模が大きい建物や高層建物、壁の配置場所が限られる建物などにも適用しやすい。同技術は10月に着工した神戸学院大学有瀬キャンパス(神戸市西区)1号館で採用を予定している。