【シンザン記念・金曜追い切り】レーヴブリリアント意欲の3頭併せ 田中博康調教師「状態面に関しては前走以上」
[GⅢシンザン記念=2025年1月13日(月曜)中京競馬場、芝1600メートル(3歳)] シンザン記念に出走するレーヴブリリアント(牡・田中博)が10日、美浦トレセンのウッドコースで最終追い切りに臨んだ。3頭併せの先頭で新馬のアールヴィヴァン、19日の京成杯を予定しているキングノジョーを誘導する形。外に進路を取った直線入り口ではアールヴィヴァンが並びかけてきたが、終始手綱は動かない。馬なりで中アールヴィヴァンと併入し、内キングノジョーには1馬身ほど先着。6ハロン82・3ー66・6ー51・9ー37・4ー11・7秒を余裕のある手応えでマークした。 田中博調教師は「気持ちのゆとりの面が、少しずつですが良くなっていますよ」と成長ぶりに目を細める。続けて「能力的に足りるかは分かりませんが、状態面に関しては前走(ベゴニア賞4着)以上にあります」と上昇をアピール。ただ一頭の金曜追いだったが、態勢は整ったとみていい。GⅠを4勝したリスグラシューのおいにあたり、セレクトセールでは9200万円の値がついた素質馬が意欲を持って中京へ乗り込む。
東スポ競馬編集部