米大リーグのドジャース対レッドソックスの試合前、始球式に登場し声援に応えるヒップホップユニット「Creepy Nuts（クリーピーナッツ）」。左からDJ松永さん、「R-指定」さん＝2024年7月20日、米ロサンゼルス（時事）

米グーグルが発表した検索ワードのランキングで、複数の分野にわたって日本関連が上位に入った。世界から日本へ寄せられる関心の高さがうかがえる。 米グーグルは、2024年に世界中で検索されたキーワードのランキングを発表した。日本のヒット曲や、訪日客の関心が高いとみられる観光地など、日本関連ワードが多く上位にランクインした。

グーグル検索が多かった日本関連ワード　*数字は順位　出所：Google

楽曲分野では、「R-指定」さんとDJ松永さんによるヒップホップユニット「Creepy Nuts（クリーピーナッツ）」が手掛けた「Bling-Bang-Bang-Born」が3位。アーティストの「こっちのけんと」さんによる「Hai Yorokonde」は6位に入った。 テレビ番組では、俳優の真田広之さんがプロデュースと主演を務め、24年の米エミー賞で史上最多18部門を制したドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が5位となった。故人では、『DRAGON BALL』や『Dr.スランプ』など世界的な人気作品を生み出し、24年3月に亡くなった漫画家の鳥山明さんが5位だった。 大谷翔平選手が活躍し、米大リーグ・ワールドシリーズを制したドジャースは、スポーツチーム分野で2位となった。非常にゆっくりとしたスピードで日本列島を横断し、各地に被害をもたらした台風10号（国際名：Shanshan）はニュース分野の5位に。 グーグルマップによる検索結果でも、日本ワードが上位に食い込んだ。公園分野では3位の大濠公園（福岡市）を含め3カ所、スタジアム分野では4位の東京ドームなど2カ所が10位内に入った。