アメリカ同時多発テロから23年 グラウンド・ゼロで追悼式典
ニューヨーク、ニューヨーク州、9月12日 (AP) ― アメリカ同時多発テロから23年目となった9月11日、事件現場ニューヨークの世界貿易センタービルの跡地で、大統領選挙の年である今年は米正副大統領のほか、共和両党の正副大統領候補が参列して追悼式典が行われた。 グラウンド・ゼロで行われた式典にはハリス副大統領、バイデン大統領、ブルームバーグ元ニューヨーク市長を間に挟んで、トランプ前大統領と共和党のバンス副大統領候補が並んだ。 在任中最後の911追悼式典となった今年、バイデン大統領はグラウンド・ゼロのほかにワシントンの国防総省とペンシルベニア州のハイジャック機墜落現場にも足を運んだ。 ペンシルベニア州シャンクスビルの、ユナイテッド航空93便墜落現場の慰霊碑を訪れた正副大統領は、犠牲者遺族と言葉を交わした。 このテロで2977人が死亡し、何千人もの遺族や生存者が傷ついた。テロリストは世界貿易センターのツインタワーを破壊し、首都郊外バージニア州アーリントンの国防総省に傷跡を刻んだ。 バイデン大統領とハリス副大統領は11日午後、ペンタゴンを訪れ白赤青三色の花束をささげた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)