【43歳で初産リアルStory】過去に2回の流産も。育児のイレギュラーなことに動じなかったのはこの年齢ならではかも
体のトラブルに夫の失言、戸惑うことが多かった産後
産後は体の回復が遅く、さまざまな心身の不調に悩まされたそう。 「むくみがひどく、抜け毛などのマイナートラブルが多発。手の腱鞘炎と、腱鞘炎の中でも指のつけ根が痛んで曲げ伸ばしがスムーズにできない“ばね指”にもなってしまい、日々の家事や育児もしんどい状態に。調べるとこれもホルモンの影響が大きく、産後に腱鞘炎に悩む人はけっこういるようなんです。また、周りに先に出産した方が多かったので、職場で産後うつになった人の話を聞いたり、『40代で出産すると若いママの仲間に入れなくて孤立しがちだよ』なんて会話を小耳にはさんだり。ネガティブなワードだけがインプットされて、ふさぎ込んでしまった時期も。 さらに、夜中に子どもがどうしても泣きやまず、寝ている夫に助けを求めたところ『育児放棄してる!』と言われたことがあり呆然! 寝ぼけていたのですが、夫は5歳年上で、周りに育児に取り組んでいる男性もあまりおらず、当時は心の奥底で、母親が育児をするべきだと思っていたんじゃないかなと。数年後に聞いてみたら平謝りされて、夫も父親として少しは成長したのかなと思います」 産後は戸惑うことが多かったと話すゆうさん。7カ月で保育園に入って仕事復帰すると、だんだんと気持ちが落ち着いてきたとか。 「妊活中に転職し、パートで事務職として働いていました。パートだと出産で一度辞めなければいけないかなと思っていたのですが、転職してから1年以上雇用保険に入っていたので、育休を取得することができて、同じ職場に復帰を。日中は仕事をして、夕方から家事と育児の第2ラウンドが始まる生活が、メリハリをつけやすくて私にとっては合っていたみたいです。急な発熱などのイレギュラーなことはありましたが、あまり動じないでいられたのも、この年齢ならではかもしれません」
History:ゆうさんのこれまで
40歳 39歳で夫と知り合い、妊娠が発覚し結婚。双子を妊娠していたが、流産。半年後、妊娠するも再度流産 41歳 不育症の検査を行う 42歳 妊娠 43歳 妊娠後期に軽度の妊娠糖尿病に。帝王切開で出産 44歳 産後7カ月で保育園入園、仕事復帰