収穫体験を楽しみながら農家のお手伝い 「みかん収穫ワーケーション」参加者募集 繁忙期の人手不足解消に貢献 三重・御浜町
紀伊半島の南東に位置し、「年中みかんのとれる町」として親しまれる三重県御浜町で、「みかん収穫ワーケーション」の参加者を募集しています。 ワーケーションとは、Work(ワーク)とVacation(バケーション)を組み合わせた造語で、普段とは異なる場所で仕事をしつつ余暇も過ごす新しい旅行のスタイルとして近年注目を集めています。 御浜町のみかん収穫にワーケーションを組み合わせた「みかん収穫ワーケーション」は、地域の価値向上に関する事業を手がける一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会が2023年に開始したもの。
三重県の南部地域では、農家の高齢化や後継者不足が課題となっていて、繁忙期には人手が足りない状況が続いていました。 県の担当者によると、この取り組みは御浜町が抱える“繁忙期の人手不足解消”や“地域の魅力発信”にもつながるとして県が賛同し、今年から県主催で実施されることになったということです。 実施期間は、9月13日~10月14日と11月25日~12月22日。募集人数は各日5~10名ほどで、半日からでも参加可能です。参加費は無料ですが、現地までの交通費や宿泊費などは自己負担となります。 県は「ワーケーションではありますが、収穫体験のみを楽しむかたちの参加でも構いません。一次産業体験に興味のある方に、ぜひ参加してほしい」と呼びかけています。