私的な食事後、教え子の女子生徒にキス 高校教諭を免職、岐阜県教委
岐阜県教育委員会は21日、担任のクラスの女子生徒にキスするなどのわいせつ行為をしたとして、県立高校の男性教諭(33)を懲戒免職処分にしたと発表した。20日付。 県教委によると、教諭は8月2日、女子生徒と保護者と一緒に私的な食事をした後、自宅へ歩いて送り届けていた際、午後10時ごろ自宅近くの路上で女子生徒の口にキスをした。帰宅中、保護者は別行動を取り、教諭と女子生徒は2人きりだった。 このほか、教諭は7月30日~8月18日までの間、女子生徒と交流サイト(SNS)で私的なやりとりをし、「大好き」「会いたい」などとメッセージを送った。校長の聞き取りに対し、やりとりの一部について、虚偽の回答をしていた。 女子生徒が8月19日に自身の部活動顧問の教諭に相談して発覚した。学校からの通報を受けた県警が同26日、教諭を不同意わいせつの疑いで逮捕し、9月5日不起訴処分になった。 県教委は、教諭の氏名や勤務校については、被害生徒の保護のため、公表していない。
岐阜新聞社