優雅な夜を満喫 蒜山ジャズフェスティバル 幻想的なひと時を演出/岡山・真庭市
蒜山ジャズフェスティバル(蒜山ハーブガーデンハービル主催)が23、24日の両日、岡山県真庭市蒜山西茅部の同所で開かれ、県内外から多くの観光客らが訪れ優雅なひと時を満喫した。 【写真】キャンドルに照らされるハーブガーデン
蒜山高原のロケーションとさわやかな夏夜にジャズの魅力に触れてもらおうと企画し5回目。
24日は、フルート奏者のAKIKOさん=真庭市=を中心に、ボーカルの遠藤マリさん=岡山市=、ピアノの角堂りえさん=岡山市=、ベースのJaco木村さん=広島県=がこの日のためにユニットを結成した。
AKIKOさんのオリジナル曲「Sanza Samba」や「桃の憂鬱」を中心に伸びやかで優しいフルート、低音から高音まで幅広い音域の歌声、表現力豊かな旋律のピアノ、ジャズならではの動きあるおしゃれなベースが交わった流麗な演奏を披露。観客からは、アンコールもあり喝采を博したステージとなった。
島根県から母親と一緒に来ていた会社員・光田あかねさん(32)は「普段あまりジャズを聴く機会がなかったけど、キャンドルのあかりと雨の音が相まって素敵な時間を過ごすことができた。SNSを見て来たけどオシャレな気分にもなれた」と満足そうな表情を浮かべていた。
この日、同所ではキャンドルナイトイベント初日でガーデン内に生火を含め約2800個の光を灯(とも)し、幻想的な夜を演出。
同イベントは、9月14日、10月12日、11月16日にも開催される。
津山朝日新聞社