現役保育士が語る、登園時に親が子どもに絶対言ってはいけない「言葉」
こんにちは!現役保育士のはるです。4月から保育園に入園したみなさん、入園おめでとうございます。 今までずっと一緒にいた子どもと離れることを寂しく感じたり、これから始まる新生活に不安を抱いたりしているママも多いと思います。 現役保育士が教える、「子どもが保育園を嫌がる…」ときに親がするといいこと
ところで、保育園に子どもを預けると決めて、「こんな小さい子を預けるなんてかわいそう」と言われた経験はありませんか? フォロワーの皆さんにアンケートをとったところ、共働き家庭が増えた現在でも、「かわいそう」と心無い言葉を言われた経験がある方は30%にのぼりました。 保育園に子どもを預けることは本当にかわいそうなことなのでしょうか? 保育園に預けると決めたらママにお願いしたいたったひとつの心構えをお話します。
小さいうちから保育園に預けるとかわいそう?
保育園に預ける年齢が低ければ低いほど「こんなに小さいうちからママと離れてかわいそう」と周囲から言われる事が多いように思います。 これは3歳児神話といわれる「子供が3歳になるまでは母親は子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼす」という考え方から。 特に年次が上の保育士の中には「私たちの時には0歳児クラスなんて入所する子はいなかった」「育休を長くとらないのかしら」という意見を言う方もいらっしゃいますし、その先輩を見て育った保育士で「こんな小さいうちから」という考えが根付いてしまった方もいました。 自分が経験した価値観はなかなか覆すことが難しく、そういった方々の何気ない「かわいそう」という一言がママを苦しめているのかなと感じています。
保育園の年少は幼稚園の年少よりできることが多い? 保育園に子どもを預けることの良い側面
保育園に子どもを預けることは決してかわいそうなことではなく、子どもにとって良い側面もたくさんあります。また、保護者にとっても初めての子育てに対して悩みを相談できる相手ができるというのは心強いと思います。 私は実際に長女を生後6か月で預けましたが、保育園に預けたことを後悔したことは今までありません。
様々な体験ができる
家庭で行うことが難しいダイナミックな遊びや遊具を楽しめるのも保育園ならでは。 私が勤めている園にも0歳児クラスの部屋には大きなスロープやトンネルなどが常設されています。子どもが自由に好きなタイミングで遊べるようにしたいからです。 他にも水遊びやボディペインティング、小麦粉粘土や新聞紙遊びなど、家庭で準備が大変だなと感じる遊びも園ではふんだんに取り入れています。 ボディペインティングや色水遊びは、乳児クラスには食べても大丈夫なように小麦粉と食紅で作った絵の具を用いるなど安全にも気をつけています。