この夏、広島県府中市が、東京都府中市でのPR活動に力を入れています。 全国に同じ名称の市は、府中市を含め2例しかありません。そんな縁から広島県府中市は今月、東京都府中市の祭り会場や商業施設であわせて15日間、特産品を販売しています。 【写真を見る】全国でも珍しい同じ市名「ふちゅうし」 “広島の府中市” が “東京の府中市” でPR作戦　特産品を販売 買い物をした 東京都府中市民 「以前、郵便局に勤めていて、よく誤配があって。広島と東京の府中はよく…（笑）」 こちらの売り場には「府中みそ」関連やアイスクリームなどおよそ50商品が用意されました。この日は、アスパラガスの生産者が店頭に立ち、自慢の味を勧めていました。 試食した人たちは「甘い。やわらかくておいしい。」と言って、次々に買い求めていました。 広島県 府中市　経済観光部　宮本典明 部長 「やっぱり府中市を知ってもらってなんぼと思っていますので、引き続き、やっていきたいと思っています」 来月には東京都府中市の子どもと保護者を対象にした「備後府中焼き」の試食イベントを、都内にある府中市のアンテナショップで開催する予定です。