スケボーの堀米雄斗、陸上の北口榛花らが東京都栄誉賞を受賞 堀米「夢の舞台に出場したい」28年ロス五輪へ意欲
パリ五輪、パラリンピックのメダリスト表彰式が30日、東京都庁で行われ、スケートボード男子ストリート金メダルの堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)、陸上女子やり投げで金メダルの北口榛花(JAL)が東京都栄誉賞を受賞。堀米は「このような賞をいただけてすごい光栄です。結果がどうであれ最後までやり抜くことが大事だと思うし、普段の練習とかから少しずつ自分なりに楽しさを見つけながら僕はスケートボードをしています。それをこれからも忘れずにやっていきたい」と話した。 3連覇がかかる次の五輪へも、強い思いがある。「2028年のロサンゼルス五輪は、自分が小さい頃から憧れていた場所のアメリカ。小さい頃からアメリカでプロになることだけを考えてずっと夢を追いかけてきた場所」と堀米。高校卒業後から単身で渡り、一層の磨きをかけてきた。「自分にとって夢の舞台が4年後に来ると思っている。まずは出場権を確実にゲットして、その夢の舞台に出場したいです」と気持ちを込めた。 北口は「このような賞をいただけてすごく光栄に思います。トレーナー、コーチ、家族だったり、応援してくださる方々、皆さんのおかげで、最後に1本何か新しい領域に踏み出す勇気をもらえたと思っています」と感謝。来年は東京で世界陸上が行われるが、既に内定を決めている北口は「今回のパリ五輪、パラリンピックはほとんどの競技がお客さんが満員で行われたと思うので、今回の東京の国立競技場での世界陸上でも、満員の競技場で競技がしたいという思いがアスリートとして一番あります。日本の皆さんの前で良い投てきをして、またみんなで君が代がきけるように頑張りたい」と意気込んだ。
報知新聞社