誰でもエース社員に? パナソニックHDが対話型AI基盤を開発
パナソニックホールディングス(HD)は2日、対話型AI(人工知能)の基盤となる大規模言語モデル(LLM)の開発を始めたと発表した。自社専用のLLMとしては国内最大規模で、工場や営業など現場での「エース」として、社員を支援することが目的という。 【写真】ストックマークの林達最高経営責任者(CEO)=2024年7月2日午前11時18分、大阪府門真市、渡辺七海撮影 IT企業「ストックマーク」と協業し、同社が開発したLLMをもとに、自社の製品や技術などの情報を追加で学習させる。秋に完成予定という。 具体的には、製造・設計部門の社員に代わり生産管理をしたり、営業社員に顧客に最適な提案を教えたりといった運用につなげる。
朝日新聞社