アジア最高額は? ACLEクラブ最新市場価値ランキング6位。Jクラブもボコされた…。狙うは2年連続のタイトル獲得
2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が開幕した。近年はキャリアの晩年を迎えたベテランだけでなく、これから最盛期を迎える注目の若手選手もアジアのクラブへ移籍するケースもあり、アジアの注目度は急速に高まっている。今回はACLE出場クラブの最新市場価値ランキングを紹介していく。※情報サイト『transfermarkt』が算出した金額を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月23日時点
6位:アル・アイン(アラブ首長国連邦) 監督:エルナン・クレスポ 24/25リーグ戦成績:5位 総市場価値:4632万ユーロ(約74.1億円) 最高額選手:スフィアン・ラヒミ(市場価値:800万ユーロ/約12.8億円) AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの市場価値ランキングの6位は、総市場価値4632万ユーロ(約74.1億円)を記録したアラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインだ。 1968年創設のアル・アインは、UAEの首長国アブダビを本拠地としている。UAEプロリーグ(UAE1部リーグ)を制覇した回数は14回で、国内屈指の名門だ。移籍後に大怪我を負ってしまった影響でリーグ戦2試合(1アシスト)のみの出場に終わってしまったが、2021年に中島翔哉が在籍したクラブとしても知られている。 日本のサッカーファンには「アル・アイン」というクラブ名が脳裏に焼きついている人もいることだろう。2023/24のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進出した横浜F・マリノスが2戦合計スコア3-6で大敗した相手こそが、このアル・アインだったからだ。 横浜FMは第1戦で2-1とアドバンテージを得たものの、日本時間5月26日の第2戦では1-5の大敗。何度もゴールネットを揺らされるトリコロールの姿を生々しい記憶として留めているファンも多いに違いない。 2023年11月からアル・アインを率いるのは、現役時代にアルゼンチン代表や欧州の強豪クラブで点取り屋として名を馳せたエルナン・クレスポ監督。就任初年度でクラブをACL優勝に導き、指導者としても有能であることを証明した。 日本時間9月17日に行われたACLE・リーグステージ第1節のアル・サッド(カタール)戦を1-1で終えて開幕白星スタートこそ逃したが、数々の修羅場をくぐってきた指揮官が浮足立つことはないはずだ。昨季アジアの頂点を取ったUAEの名門は、新たな歴史の1ページを開いたACLEの初代王者の座を虎視眈々と狙っている。
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