小犬にクジラに時計…台風の「名前」は14回に1回“日本名”になる 2025年“1号”は「ウーティップ」で決まり!?
2024年最後に発生した台風26号は「パブーク」でしたので、12月31日に台風が発生しなければ、2025年最初の台風の名前は、マカオでチョウを意味する「ウーティップ」となることが決まっています。 ■「台風」は発生場所によって呼び名が変わる!? 日本では「台風」と呼ばれている現象も、地域によっては呼び方が違うことはご存じでしょうか。アメリカなど北大西洋カリブ海、メキシコ湾で発生したものは「ハリケーン」、北インド洋で発生したものは「サイクロン」と呼ばれています。いずれも熱帯低気圧の構造を持っていますが、基準はそれぞれ異なります。 【台風】 ・東経180度より西の北西太平洋や南シナ海に発生 ・最大風速が約17m/s以上になった熱帯低気圧 【ハリケーン】 ・北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、西経180度より東の北東太平洋に発生 ・最大風速が約33m/s以上になった熱帯低気圧 【サイクロン】 ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋に発生 ・最大風速が約17m/s以上になった熱帯低気圧
静岡放送