「シンプルにゆるさがあった」欠場した冨安健洋が、ベトナム戦の“隙”を指摘「あってはいけない」【アジア杯】
「経験のある選手が周りにも『締めろよ』と伝えないといけない」
日本代表は1月14日に行なわれたアジアカップのグループステージ第1節で、ベトナムを4-2で下した。 【動画】日本代表がセットプレーからまさかの2失点 ただ、開始11分に南野拓実のゴールで先制した後、16分にショートコーナー同点ゴールを献上すると、33分にもフリーキックの流れから失点。セットプレーからの2ゴールで一時は逆転を許すなど課題も残した。 コンディションの問題で、この初戦はベンチ外となった冨安健洋は17日の練習後の取材で、ベトナム戦に印象を問われ、「シンプルに、ゆるさはあったと思います。実際にあってはいけないことだと思う」と話した。 「できる限り、ボールを自分たちのゴールから遠ざけながらプレーすることは大事になってくる。どうしても、ボックス内では何でも起こりえますし、事故で入ったりとかもありますし。それすらもさせないくらい、できる限り相手陣内でプレーすることができればいいかなと思います」 セットプレーについても、「全体的なゆるさはあったと思います」と繰り返している。 「それをゆるさと言うのか、大会、初戦の難しさだったり、緊張だったり、プレッシャーだったりと言うものなのかは選手それぞれ違うと思いますけど。やはり経験のある選手が周りにも『締めろよ』と伝えないといけない。そこは僕にも求められていることだと思うので、ピッチ上でしっかりと責任を果たしたいなと思います」 アーセナルのDFは、日本に隙があったとの見解を示した。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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