柴原瑛菜「シングルスでも良い試合を」初挑戦で予選勝ち抜き本戦初出場<全米オープン>
全米オープン
女子テニスで世界ランク217位の柴原瑛菜は26日に開幕した全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場する。その柴原は開幕直前、同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに答えた。 【大坂なおみ、内島萌夏、日比野菜緒、柴原瑛菜ら 全米OP組合せ】 26歳の柴原が四大大会シングルスの予選に出場するのは今回が初となったが3試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦では世界ランク96位のD・サビル(オーストラリア)と対戦することが決まっている。 【柴原瑛菜 WOWOWインタビュー】 Q.初のグランドスラム本戦、おめでとうございます!今の気持ちは? 本当にうれしいです。今年入るときに「シングルスに集中する」、「今年中にグランドスラムの予選に入って本戦に上がる」というゴールを立てていたので、それが達成できてうれしいです。 Q.柴原選手といえば世界的にもダブルスの選手のイメージがありますが、ご自身の中ではシングルスでプレーしたいという気持ちは昔からあったのですか? プロになったとき、シングルスもダブルスもやりたかったです。うれしくもダブルスの方で先に結果が出て、シングルスの方にあまり出場できなくなってしまいました。ダブルスのツアーに入ってファイナルやグランドスラムに出場することができ、また青山さんにも出会えて、楽しい時期でした。この経験を使って、シングルスでも良い試合ができたらなと思います。 Q.ダブルスではなく、シングルスとしてプレーする上で、特に強化したところは? 全体的にシングルスは基本が大事です。サーブとリターンをきちんとして、そこからフォアハンドやボレーなど自分の好きなプレーに持っていけるよう頑張っています。サーブして、その次のボールはフォアハンドで取れるよう、アグレッシブなプレーをするようにしています。 Q.1回戦の相手はサビル選手ですが、どんなイメージを持っていますか? 体が大きな選手ではないですが、ファイターで、沢山ボールを返し、スライスなど様々なことを仕掛けてくる選手なので、惑わされないようきちんと自分のプレーをしたいです。落ち着いて、なるべくアグレッシブに自分のプレーを出していきたいです。 Q.ダブルスでは何度もグランドスラムに出場していますが、シングルスでは気持ちに違いはありますか? ダブルスよりも(シングルスの方が)絶対に緊張はしていて、初めて予選に出た時も本当に緊張していました。それを乗り越えたから、今回(本戦で)また緊張したとしても、乗り越えることができるように、緊張よりも、ここで戦えることを楽しんで、いっぱい笑いながら戦いたいです。
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