バルミューダなのに家電じゃない!? 新作カセットコンロと「らしさ爆発」の電気ケトルを体験
スタイリッシュな家電で人気のバルミューダが、直販サイトにて新製品2種類の予約をスタートしました。ひとつはなんと非家電製品で、バルミューダ初となるカセットコンロ「Table Stove」。そして、もう一製品は電気ケトルの新ラインナップとなる「MoonKettle」です。 【写真】直径30cmのパエリア鍋をのせたところ。直径30cmといえば土鍋10号くらいなので大人数での鍋にも重宝しそう 新ケトルは新しく温度調整機能が搭載されたほか、今までにない東洋的デザインが特徴的です。いずれも価格はオープンで、直販価格はTable Stoveが19,800円、MoonKettleが27,500円になります。発売前ですが、気になる新製品をバルミューダ旗艦店にてチェックしてきました。
■大きな鍋も使える背の低いカセットコンロ Table Stoveは、バルミューダらしいソリッドなデザインが目を惹く外炎式のカセットコンロです。高級感のあるシンプルなデザインはもちろん、本製品で特徴的なのが背の低さ。テーブルから鍋を置く五徳までの高さは73mm。 同社によると、現在Table Stoveがカセットコンロのなかで一番背が低いのだそう。鍋の位置を可能なかぎり低くすることで、座ったままでも鍋の中がみやすく、とりわけがしやすいというメリットがあります。
もうひとつのデザイン特徴が、本体が幅広であること。カセットコンロはボンベユニットに調理器具が重なると、熱がこもって事故を起こす危険性があります。このためカセットコンロごとに使用可能な鍋サイズ上限が設定されています。 Table Stoveは一般的なカセットコンロより、五徳からボンベユニットまでの位置をやや離すことで直径30cmまでの鍋が利用可能。直径30cmまで使えるカセットコンロは他社でもありますが、選択肢は少ないのでこれは嬉しいポイントです。
ちなみに、最大発熱量は3.1kW(2,700kcal/h)と一般的。カセットコンロとしては、とくに新しい機能はありません。カセットコンロは目に触れやすい卓上調理器具なので「デザインにこだわりたい」「(背が低くて鍋にアクセスしやすいという)使いやすさにこだわりたい」という人に向けた製品といえそうです。