パターを替えた山下美夢有が「大王製紙エリエールレディス」の2日目で単独トップに! 山下美夢有、竹田麗央、青木瀬令奈の注目組3名のプレーをプロがレポート
続く18番ではティーショットを右に曲げ、ラフからの2打目をグリーン右横に外しますが、そこからチップインバーディで観客を沸かせ、山下選手に4打差の9位タイで終え残り2日間で追いかけます。 青木瀬令奈選手はまだ右足の状態が思わしくなく、特にアップダウンのあるコースの後半には痛みも出ているようです。前年優勝者として山下、竹田選手との組み合わせになりましたが16番のボギーで1アンダーに後退、17番ではバーディパットを外しカットラインに1打及ばず予選落ちとなりました。 右足の状態を回復させるには休養しかないと言われるなかで、来週の最終戦に向けて休めることをポジティブに考え最終戦に臨むと話してくれました。
リーダーボードに目を戻すと最終組がスタートした時間帯では6アンダーに11名が並ぶ混戦模様から終わってみると6つスコアを伸ばした山下選手が単独首位。2位タイに最終戦への出場権がかかるささきしょうこ、ポイントランク56位に位置する内田ことこ、ポイントランク61位に位置する政田夢乃がいて、ポイントランク53位の岡山絵里選手らが上位で終えています。 残り2日で最終戦の出場権、逆転シード入り、55位までの前半戦出場権、70位以内のQTファイナルステージへの出場権などが決まります。明日も現地からのレポートをお届けします。
プロゴルファー・中村修