補強合計額はチェルシーに次ぐ第2位の超積極補強 ルター、オライリーら“2億ユーロ超え”の資金投じるブライトン大改革
続々と新戦力が到着
26日にセルティックから注目のMFマット・オライリー獲得を発表したブライトン。オライリーは複数クラブから注目されていた逸材だけに、ブライトンにとっては大きな補強だ。 これで今夏のブライトンは、補強に約2億3000万ユーロ投じたことになる。移籍情報サイト『Transfermarkt』によれば、26日時点では今夏の5大リーグでチェルシーに次いで2番目に補強資金を投じているクラブとなっている。 今夏の新戦力を振り返ると、開幕から右ウイングの主力となっているFWヤンクバ・ミンテ(ニューカッスルから3500万ユーロ)、さらに2列目にはデンマークのノアシェランから1950万ユーロで19歳FWイブラヒム・オスマン、マインツから3150万ユーロで20歳のブラヤン・グルダ、前線にはリーズ・ユナイテッドからFWジョルジニオ・ルターをクラブ史上最高額となる4670万ユーロで獲得。 中盤にはフェイエノールトから3200万ユーロでMFマッツ・ウィーファー、セルティックから2950万ユーロでマット・オライリー、スウェーデンのIFKイェテボリから700万ユーロで18歳MFマリック・ヤルクエ、左サイドバックにはフェネルバフチェから3000万ユーロでDFフェルディ・カディオグル。 さらにフリーでアーセナルを離れた19歳のFWアマリオ・デュベリーも獲得しており、かなり積極的な夏を過ごしている。まだ全員がフィットしているわけではないが、チームも31歳の新指揮官ファビアン・ヒルツェラーの下でプレミア開幕2連勝を達成。そのうちの1試合はマンチェスター・ユナイテッドが相手で、理想的なスタートだ。 ここから新戦力をどうチームに組み込んでいくか楽しみで、選手層はかなり厚くなっている。今季は再びのトップ6入りを目標に掲げてもいいかもしれないが、果たしてどのようなチームに仕上がるか。
構成/ザ・ワールド編集部