マンUの新指揮官就任が近づくアモリム スポルティングからゴンサロ・イナシオら3名の選手の移籍を希望か
テン・ハーグが解任
エリック・テン・ハーグ監督の解任が決定し、新たな指揮官を探すマンチェスター・ユナイテッド。新指揮官には日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPのルベン・アモリムが招聘されることが濃厚視されている。 そんななか、英『TEAMTALK』によると、アモリム監督はすでに移籍候補選手の選定を開始しているという。アモリム監督は現在のスポルティングより3名を連れて行きたいと考えており、ゴンサロ・イナシオ(23)、マーカス・エドワーズ(25)、ペドロ・ゴンサウヴェス(26)の移籍の希望をユナイテッドに伝えている模様。 イナシオはポルトガル代表にも名を連ねる若手注目株であり、リヴァプールが獲得に興味を示していた。ユナイテッドも今夏に獲得に興味を持っており、アモリム就任となれば争奪戦を制することもできるかもしれない。しかし同メディアは獲得には契約解除金6000万ユーロ(約99億円)全額払う必要があると主張している。 また、エドワーズはトッテナムでプロキャリアをスタートさせた右ウイングの選手だ。現在は怪我で離脱しているものの、同ポジションのアントニーがユナイテッドを離れる可能性が高まっており、怪我の状況次第では冬の獲得の可能性もあるようだ。 そして3人目のゴンサウヴェスだが、同メディアによるとこの中では獲得が最も困難になる模様。以前にはトッテナムも獲得に興味を示したが、今シーズンも公式戦9試合で5ゴール5アシストを記録する同選手をスポルティングは高く評価しており、シーズン途中の冬に失うことに消極的だという。 テン・ハーグ監督がアヤックスでプレイしていた選手たちを多く獲得してきたように、アモリム監督の就任が近づく今、教え子たちの引き抜きを画策しているようだ。特にウイングの部分を改善したいと考えており、ゴンサウヴェス、エドワーズといった名前が浮上しているとのこと。 現在プレミアリーグ14位に沈むユナイテッドをアモリム監督はどのように変えるのか。大型補強は来夏になる可能性が高いが、監督交代を決断したユナイテッドの今後に注目集まる。
構成/ザ・ワールド編集部