【NFL】レイダースHCピアース、4勝13敗のシーズン後も“変更点は聞いていない”
苦戦を強いられていた時期にチームをまとめ上げた方法について問われたピアースHCは「普段通りに自分らしくいることだ。私は決して変わらない。勝っても負けても引き分けてもね」と答えた。
「あなたたちの前にいても、建物の外にいても、私がA.P.であることに変わりはない。それが私の選手たちへの接し方だ。彼らを一人の人間として扱う。彼らはプロフットボール選手だ」
「選手たちは毎週、メッセージや考え方をしっかりと受け入れてくれていたと思う。勝っても負けても引き分けても、彼らは戦い、努力を惜しまなかった。そこには成長があった。何人かの若手選手が明らかに進歩する姿を見た。この1カ月間は私たちにとってまさにそういう時期だったと思う。2試合連続で勝ち、昨夜の試合では敗れたが、それでも何かを感じ取ってもらえたと思う。基本的な部分やスキーム、選手たちの成長が見てとれたはずだ。それがうちのチームにとってのプラスであり、ポジティブな点だと思う」
ピアースHCは厳しいシーズンの中でチームが見せた努力を評価し、選手たちを称えることをためらわなかった。また、ヘッドコーチとして初めてのフルシーズンを終えたことで、貴重な教訓も得ている。
それによってレイダースがピアースHCを2025年もチームにとどめる決断をするかどうかは、いずれ分かるだろう。