大阪市・松井市長が定例会見11月5日(全文4)21日の全体会議で辞任を正式表明
丁寧に説明していれば変わったのでは
関西テレビ放送:今の説明はすごく分かりやすかったと思うんですけど、あのとき実際に出たときに松井代表ないしは市長のご対応、そのあとすぐに謝罪の会見が開かれたっていうのを市民が見られたときに、やっぱりちょっと、いわゆる高圧的に謝らせてしまったんじゃないかって取られた市民もいらっしゃったみたいで、取材をしてるとなんですけど。そこが、もうちょっと丁寧に、おっしゃるように、これはあくまで政令市の数字で、そもそも存在しない数字なんだとか、そういうことを丁寧に説明されてたらもしかしたら変わったのかなという気もするんですけど、いかがでしょうか。 松井:俺はもう取材に応じて、毎日終わってから丁寧に説明してたよ。ぶら下がりで。それは君らが、メディアの皆さんがきちっとそこを伝えてくれへんかったということやんか。俺はもう毎日、僕は活動終わってから必ずぶら下がりに応じてたわけやから。月曜日の記事で、その日の晩にも、きちっと取材対応して、そもそもこれはおかしいと、上振れしか出てないし、そもそも政令市4つなんて誰も今回、提案してませんということもずっと伝えてたけども、誰もそこを丁寧に、要はメディアとして伝えへんからそうなるわけでしょう。 それからこれは、財政局長に会ったのは、もう木曜日の話ですから。会見に来たときの。それまで財政局長と直接やりとりはしてません。それはもうなぜか。圧力と取られるのは嫌やから。だから財政局長と会うときも、副市長も同席で会ってるんで。でもそこも君ら正確には報道してない。だからどう見ても市長の圧力でという、そういう臆測が広がるんでしょう。 でもそれも想像の範囲やしね。もう今さら、たらればを言ってもしゃあないからね。だからもう別に今回のことについて、これでわれわれが、結果が翻るとかそんなのはないと思います。これはもうそれも含めて、やっぱり僕の、君の言う説明不足なんやろうな。僕のやっぱり不安を解消させるだけの能力が低かったと、そういうふうに捉えてます。 関西テレビ放送:ありがとうございました。