南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」 取るべき対応は?
家の中にある危険を認識する
家具の転倒を防ぐ対策をしましょう。特に、寝室の安全はしっかり確保してください。普段寝ている場所に寝転がり、家具が倒れてきたり、ものが落ちてきたりしないか確かめておきましょう。
ハザードマップや避難場の確認をする
国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。 ハザードマップを確認して、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておきましょう。 地盤によって揺れる大きさが変わります。「地震のゆれやすさ全国マップ」を確認して、心づもりをしておきましょう。 周辺地域で過去に起きた震災を把握し、危険意識を日頃から持っておくようにしましょう。
非常用グッズの確認をする
万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認しましょう。避難時に必要なものは、日頃からリスト化しておくと便利です。 地震による停電や通信回線が集中してもいち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。
日本気象協会 東北支社 関口 元朝