安倍首相が記者会見 新型コロナ対応を説明(全文2)ぎりぎり持ちこたえている状況
安倍晋三首相は28日夕、官邸で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「安倍首相が記者会見 新型コロナ対応や追加の経済対策説明(2020年3月28日)」に対応しております。 【動画】安倍首相が記者会見 新型コロナ対応や追加の経済対策説明 ◇ ◇
4月中に補正予算案を国会提出する考えは?
共同通信:幹事社の共同通信の吉浦です。昨日、一般会計総額が102兆6580億円と過去最大の2020年度予算が成立いたしました。新型コロナウィルスの感染拡大が続き、国内経済への深刻な影響が懸念される中、追加の経済対策や補正予算を求める声は与党などで強まっています。先ほど総理ができるだけ早期にとおっしゃった補正予算ですけれども、これを4月中に編成して国会に提出するお考えはありますでしょうか。またリーマンショック後の2009年に決定した国の財政支出15兆円、事業規模56兆円の経済対策を上回る施策を採るということでいいのでしょうか。収入が減った世帯への現金給付を行うのかなど、その規模感や具体策、狙いについてお聞かせください。 安倍:まず昨日、来年度予算が成立をしました。まずはこの中の26兆円の事業規模の経済対策を1日も早く執行していきたいと考えています。そして景気を下支えしていきます。その上で日本経済全体にわたって極めて甚大な影響が生じていますが、そのマグニチュードに見合っただけの強大な政策を財政、金融、税政を総動員して実行していく考えであります。緊急経済対策の策定とその実行のための補正予算の編成をこのあと、この会見のあと、このあと指示をいたします。そして、今後10日程度のうちに取りまとめ、速やかに国会に提出したいと考えています。今まさにスピードが求められていると思います。そういう観点から、相当大変ではありますが、10日程度のうちに取りまとめて、そして速やかに国会に提出をしたいと考えています。