中日・井上監督 守護神マルティネスの去就に言及「ドラゴンズの提示はザクッとしか聞いていませんが」「希望は捨ててない」
中日・井上一樹監督が11日、TOKAI RADIO「Dragons NewDays」に生出演。自由契約となっている守護神マルティネスの去就について言及した。 マルティネスを巡っては、11日に全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者がXに「巨人との合意に向けて最終調整している」と記述。この投稿が日本のメディアでも報じられた。 井上監督は「僕らのほうにも情報が入ってくるレベルがね。例えばライデルから連絡があり、『俺は東京行くぜ』ということがあるわけでない」と、マルティネスからの連絡はないと説明。「そういう報道があっても、僕の中では信じています。東京のほうが2年24億。ドラゴンズがどれだけの提示、ザクッとしてしか聞いてませんが、マネーは会社が考えること。(マルティネスは)名古屋が好き、ドラゴンズは育ててもらった球団、愛着がある。いろんなことを踏まえて、残ってくれる希望は捨ててない」と思いを語った。 マルティネスは17年に育成選手として中日に入団。18年から1軍デビューし、通算166セーブ。球界を代表する抑えとなり、今季は43セーブでタイトルを獲得した。