四日市大と皇學館大、決勝逃す 東海地区大学野球秋季選手権準決勝
明治神宮大会につながる令和6年度東海地区大学野球秋季選手権大会兼第20回東海地区・北陸・愛知三連盟王座決定戦代表決定戦は第2日の26日、三重県伊勢市宇治館町のダイムスタジアム伊勢で準決勝2試合があり、静岡1位の静岡産業大と岐阜1位の中部学院大が最終日の決勝進出を決めた。三重2位の四日市大、同1位の皇學館大はいずれも敗れた。
四日市大は逆転負け
四日市大は静岡1位校の静岡産業大に1―7で逆転負けした。四回2死二塁から7番大澤広成が左中間を破る適時二塁打を放ち1点を先制したが、その後は追加点を奪えないまま、投手陣が静岡1位校の猛攻を浴びた。
皇學館大競り負ける
皇學館大は3季連続東海大会を制している中部学院大に3―5で競り負けた。一回先制されながら三回捕逸に乗じて同点。四回2死から6番出口翔司郎からの3連打で2点を奪って一時勝ち越すが、守備の乱れから逆転を許した。 三重、岐阜、静岡の各県秋季リーグ戦上位2校の計6校が参加して25日に開幕。優勝校が明治神宮大会出場校決定戦を兼ねる東海地区・北陸・愛知三連盟王座決定戦(11月・パロマ瑞穂)に進む。
経験生かし活躍を
四日市大4年の鍛治園健人一塁手 (静岡産業大戦で4番を任され4打数1安打)仲間が自分につなげようとしてくれたのに結果を出せなかったことに申し訳ない気持ちもある。社会人で野球を続けるのでこの経験を生かし1年目から活躍できるよう頑張りたい。
自分の成長感じた
皇學館大4年の佐野瑠勇投手 (中部学院大戦に先発。5回3安打4失点自責点2と粘りの投球)中部学院大を相手に五回まで安打3本に抑えられたことには自分の成長を感じた。後輩には先輩たちが負ける姿を見ることを無駄にせず、モチベーションを保ち続けて全国に行って欲しい。
野球続けて良かった
皇學館大4年の笠井永都投手 (1点を追う六回から救援登板。粘り強い投球も八回自身のボークも絡み1失点)自分のミスで流れを悪くしてしまった。4年秋まで野球を続けるか迷ったが神宮に行きたくて続けた。周囲にも支えてもらった。悔しいけど続けて良かった。