結局Apple WatchのSEとUltra 2、どっちがいい買い物?両方つけてみてわかったこと
Apple Watch現行3モデルの違い
Apple Watchは現在、3つのモデルが販売されていて、私がテストしたのはそのなかの2つです。 どちらのモデルも悪くありませんが、ターゲットユーザーはそれぞれ異なります。なので、たとえ価格を気にする必要がなくても、考慮に入れるべきことはたくさんあります。 Apple Watch SE いちばん安いのはApple Watch SEで、価格は3万4800円から。いちばん小さいサイズが用意されているモデルで、スペックも必要最小限です。 そのアルミニウムのボディーに搭載されているのは、最大1000ニトのディスプレイ、最長18時間稼働できるバッテリー、S8チップ(Siriや「iPhoneを探す」などの機能を動かします)、そして光学式心拍モニターです。 耐水性能は50m。追加で8000円を支払えば、モバイル通信機能を利用できるGPS+Cellularモデルにアップグレードできます。 Apple Watch Series 9 そのワンランク上がSeries 9で、価格は5万9800円から(GPS+Cellularモデルは7万5800円。ステンレススチールケースを選ぶと、支払い額はさらに上がります)。 余分にお金を出せば、最大2000ニトの常時表示ディスプレイがついてきます。S9チップ(Siriや「iPhoneを探す」などの機能がアップグレードされるだけでなく、ダブルタップ機能も使えるようになります)や、最新の心電図(ECG)、皮膚温センサー、高速充電のほか、バッテリーが最長36時間稼働する低電力モードも利用できるようになります。 Apple Watch Ultra 2 最上位モデルがUltra 2で、価格は12万8800円から。仕様は1種類だけで、アクセサリーによって追加料金が発生します。 ケースはチタニウム製で、ディスプレイは最大3000ニトの常時表示タイプ。S9チップ搭載。耐水性能は100mです。 組み込まれているGPSは改良型で、モバイル通信にも対応しています。バッテリーの稼働時間は、通常使用で最長36時間、低電力モードでは72時間です。また、本体の側面にはオレンジ色のアクションボタンがついており、ジャイロスコープや水深計などのセンサーも追加されています。 どのモデルにも、OLEDスクリーンとデジタルクラウン、スピーカー(Ultra 2には改良型が組み込まれています)、メニューボタンが搭載されていますが、その違いをすべて取り上げていたらキリがありません。詳細はAppleのサイトでご確認ください。 さて、ここまでいろいろと解説してきましたが、実は私がまだ触れていない、Apple Watch SEとUltra 2の最大の違いがあります。