【台風情報】まもなく台風20号(チャーミー)発生へ 西に進んで南シナ海に進んだあと東にUターン?日本列島に影響は 別の雲のまとまりも存在 アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【31日までの雨・風シミュレーション】
■火曜午前までに台風20号(チャーミー)発生へ 10月2個目の台風に 21日午後9時現在、フィリピンの東の海上では熱帯低気圧があります。中心付近の最大風速は15m/sですが、気象庁は22日午前9時には最大風速を18m/sと予想しています。熱帯低気圧の中心付近の最大風速が17.2m/sを超えて台風の基準を超えて台風となるとしています。台風となれば台風20号となります。アジア名はチャーミーでこれはベトナムが提案した名前でバラ科の花の名前を意味するそうです。 【画像で詳しく確認】22日午前までに台風20号発生へ 気象庁&欧米予報機関の進路予想比較 低気圧となって日本列島に?31日までの雨・風シミュレーション 気象庁(JMA) 台風20号はこのまま西から北西よりに進む予想でフィリピンを横切って南シナ海に進むとみられています。 台風進路予想とは別の計算モデルによる雨・風シミュレーションを見てみましょう。 こちらの予想でも台風進路予想と同じように南シナ海方面へと西寄りに進む予想です。 ■南シナ海からUターンで東寄りに?低気圧となり日本列島に接近も 26日以降の進路予想をみると、大陸に上陸したあとに東向きへと進路を変えて日本列島に向かってUターンしてくる可能性があります。台風ではなく低気圧となったと来週に日本列島に接近して雨を降らすこともありそうです。 ■アメリカ・ヨーロッパ 海外モデルの台風20号進路予想は アメリカ軍合同台風警報センター(JTWC) アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 21日午後の時点で、台風20号の進路予想を発表しています。気象庁と同じような進路予想となっていてフィリピンを通って南シナ海方面へと進む予想となっています。 ちなみにアメリカ海軍の最大風速はノット表示です(1ノット=約0.514m/s)。ただアメリカ海軍と気象庁では最大風速の定義が異なるため、気象庁の最大風速と単純に比べることはできません。(アメリカ海軍(1分平均風速)の方が、気象庁(10分平均風速)よりも大きな値となります)