最高金賞のからあげの秘密 夏休みの親子らに食育講座 ユニー×カネ美食品
ユニーとカネ美食品が共同で食育イベント「親子で楽しくから揚げ調査隊」を開催した。親子10組が参加し、正しい手洗いの仕方や、店舗と家庭での調理方法の違い、家庭で美味しくからあげを調理するポイントなどを学んだ。 カネ美食品では、ユニーの店舗で販売しているからあげが21年から23年まで連続で金賞を受賞。さらに24年の第15回からあげグランプリでは、「でら旨!しそ香るむね塩唐揚げ」が中日本スーパー惣菜部門の最高金賞を受賞したことを受け、こだわりのからあげを食べながら、夏休みの思い出や自由研究のテーマにしてもらうために企画した。 ユニー本社の食堂で実施されたイベントでは、ユニーの保健師木下知香さんが正しい手の洗い方について説明。続いて「でら旨!しそ香るむね塩唐揚げ」を開発したカネ美食品の山本一弥さんが「工場では真空タンブラーを使用して味を染み込ませる。店舗では大型のフライヤーを使用することできれいに揚がる」とおいしさの秘密を紹介。家庭でおいしいからあげを作るために、冷凍していないチルド肉を使用し、味のベースとなる醤油にこだわること、12時間以上漬け込み、衣を付けた後すぐに揚げるなどのポイントを話した。 最後には、用意されたからあげにマヨネーズやレモン、明太子、ふりかけなど好みのトッピングを試し、オリジナルの味変を楽しんだ。 山本さんは、最高金賞の受賞に対して「できれば来年も継続したい」と意気込みを話し、ユニーの平岩佳樹さんは「近年はお客様と接する機会が減っていた。原点に立ち返って、お客様と1対1で商売をしたいという思いを込めて今回のイベントを企画した」と話した。