「ロングスローに何度も興奮」横浜FCに完全移籍の鈴木準弥に町田公式が惜別と感謝「J1の歴史もジュンヤのゴールから始まりました」
「1年半共に闘ってくれてありがとう」
FC町田ゼルビアは12月17日、鈴木準弥の横浜FCへの完全移籍を発表した。28歳DFはクラブの公式サイトを通じて、「もっともっとチームの力になりたかったですが、やりきったと思っています」などと伝えている。 【動画】約30m先のゴールに突き刺した鈴木準弥のビューティフルFK! 開幕戦で町田の記念すべきJ1初ゴールも! またクラブの公式Xは、新天地を求めた鈴木に惜別の言葉を綴った。 「昨年の夏、強い覚悟を持ってゼルビアへの加入を決めてくれたジュンヤ。美しい放物線を描く高精度のクロス、強肩から繰り出されるロングスローに何度も私たちは興奮し、何度も救われました」 鈴木は23年7月にFC東京から町田に加入。チームのJ2優勝&J1初昇格、今季はJ1での3位躍進に尽力した。 「今シーズン、チームとして辛い時期、ジュンヤとしてもなかなか試合に絡めず辛い時期だったと思いますが、そんな素振りは一切見せず、三輪緑山ベースのピッチではいつも声を張り上げチームを鼓舞してくれました」 クラブの歴史にその名を確かに刻んだ。 「昨年のJ2月間ベストゴールに選ばれたA長崎戦での30メートル先のゴールに突き刺した直接フリーキックはゼルビア史にも残るスーパーゴール。ゼルビアのJ1の歴史もジュンヤのゴールから始まりました」 続けて「ジュンヤ、1年半共に闘ってくれてありがとう」と感謝し、「また天空の城で会いましょう!」と再会を誓う。最後は「横浜FCの皆さん、よろしくお願いいたします」と締めくくった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部