平野美宇「やばいな近い…笑いをとれるか心配」ファンと近距離でトークショー…ミズノイベントで緊張対策を伝授
卓球女子でパリ五輪団体銀メダルを獲得した平野美宇(木下グループ)が12日、都内でブランドアンバサダーを務めるミズノのイベントに出席した。ミズノアドバイザリースタッフ・平令子氏とともに登壇し、600もの応募の中から見事当選した10人のファンと「やばいなというぐらい近い」距離でトークショーやラリーを行うなど交流し充実の時間を過ごした。 欧州遠征から帰国したばかりの平野。多忙な中でも「楽しかった」と充実の1時間半を過ごした。平氏と行ったトークショーでは、最前列のファンとの距離は約1メートル。「やばいなというぐらい近かった。笑いを取れるか心配だった」と少し顔を赤らめ、緊張感も漂わせた。それでも「これは初めて言うんですけど…」と、10月に日本勢50年ぶりの快挙となったアジア選手権団体金メダル獲得時のとっておきのエピソードを事前に用意。パリ五輪の振り返りや、緊張に打ち勝つための秘策など包み隠さずに伝えた。 トークショー後の卓球体験コーナーでは、参加者とラリーを行い、初心者にはラケットの握り方から丁寧に指導。「力強いスマッシュを受けてみたい」とのファンの希望もかなえ、全力で参加者の笑顔を引き出した。「こんなに近くで見てもらって、これでウケなかったらやばいなというぐらい(距離が)近くて。近いからこそ(参加者が)眠かったり、つまらなかったら、自分も(その姿が)見えちゃうので。ちょっとでも笑ってくれたり、面白いなと思ってくれたらいいなって。ちょっとプレッシャーを感じながら。でも、皆さんあたたかくて、笑って下さって。ホッとしました。私も楽しい時間になりました」と安どの笑みを浮かべた。 20日からは、シングルスは世界ランクで上位16人しか出られないWTTファイナルズ福岡(北九州市)に出場予定。笑いにも全力な世界トップアスリートは「皆さんが応援して下さったり、いろんな大会を見て下さっていることをすごく実感することができました。そういう方々に良い結果を報告するためにも、またこうしたイベントで皆さんと卓球ができるように、これからももっともっと頑張りたい。活躍したいなと思います」と力に変えていた。
報知新聞社