八村塁、大谷夫妻の来場に「うれしかった。僕も今年は優勝目指して」今季最多23得点 レブロン欠場も4戦ぶり勝利貢献
◆バスケットボール▽NBA レイカーズ―トレイルブレイザーズ(8日、米ロサンゼルス=クリプトドットコムアリーナ) レイカーズの八村塁がトレイルブレイザーズ戦に先発出場。今季最多23得点、5リバウンド、2アシスト、4スチールをマークした。チームは107―98で勝利し、4試合ぶりに白星。連敗を3で止めた。今季通算は13勝11敗となった。 レイカーズはこの日、スーパースターのレブロン・ジェームズが欠場。その中で八村が躍動した。フィールドゴールは成功率69・2%で、3ポイント(3P)は3本成功。強烈ブロックで相手の攻撃を止めると、次は自ら3Pを決めるなど、攻守に渡って存在感を発揮した。 この日は大リーグ・ドジャースの大谷翔平と真美子さんの夫妻が観戦。会場のスクリーンに大谷が映し出されると、歓声がわきおこった。2人は八村が得点を決めると一緒に拍手を送るなど、活躍を見届けた。 試合後、八村は「彼が来ることは試合前に聞いた。チームとしても(連敗で)流れが悪かったので、僕も(今日は)いい活躍できて良かった。彼は優勝しましたけど、僕も今年は優勝目指してやっている。今日も来てもらってうれしかった。頑張っていきたい」と語った。 八村は元野球少年で、名前も野球が由来。ウィザーズ時代の19年にも、大谷が八村の試合を観戦しに来たことがあった。また大谷の妻・真美子さんはWリーグの富士通でプレーしていた元バスケットボール選手。 レイカーズはこの日、アンソニー・デイビスが30得点、11リバウンド。途中出場のディアンジェロ・ラッセルが28得点、14アシストだった。 次戦は13日(日本時間14日)にティンバーウルブズと戦う。
報知新聞社