Androidスマホで「モバイルSuica」が自動改札機やレジで使えないときの解決方法4選
まず、モバイルSuicaを開いて「会員メニュー」をタップ(左写真)。次に、登録されているSuicaを選択します(筆者はSuica名称を「非常用」にしています)(右写真)。
続いて画面下の「その他の設定」を選択(左写真)。「定期券有効期間外のSF利用」がオンになっていればSuica残高で乗車できます(右写真)。 なお、モバイルSuicaで定期券を使ったことがなくても、おトクなきっぷでフリーパスを購入したときも同じようなケースが発生します。つまり、「定期券有効期間外のSF利用」がオフになっている状態で、フリーパスの有効期間外にモバイルSuicaを利用しようとすると、エラーになってしまうんですね。 これは、恐らく定期券とフリーパスの情報が重複して、フリーパス利用期間=定期券有効期間となっていると思われます。フリーパスをモバイルSuicaで利用した翌日になると、定期券の有効期間外と認識されてエラーになるので、この場合も「定期券有効期間外のSF利用」をオンにすれば解決できます。
【4】最後に試したい4つの操作
ここまで紹介した4つの方法をすべて試しても、モバイルSuicaが反応しない場合は、以下の4つの操作を試してみてください。 まず、モバイルSuica以外のアプリをすべて終了してみます。もしかするとほかのアプリが影響を及ぼしているかもしれません。次に、Androidスマホを再起動してみましょう。これでエラーが解消されてモバイルSuicaが正常に動く場合もあります。 また、AndroidスマホのOSが最新でない場合はOSを更新してみましょう。古いバージョンでの不具合が解消される可能性もあります。 このほかにも、Suicaを長期間使用していない場合は、残高があっても利用できなくなることがあります。これを解決するには、モバイルSuicaで該当するものを選択してクレカによるチャージを実行し、そのあと、JR東日本のSuicaエリア内駅で、改札係員に「長期間使っていなかった」ことを伝えましょう。これで再びSuicaが使えるようになります。 いかがでしたか? 今回はモバイルSuicaが急に反応しなくなったときの対処方法をいくつか紹介しました。AndroidスマホでモバイルSuicaが利用できなくなる原因はさまざまですが、ここで紹介した方法を試せば、きっと正常に使えるようになると思いますので、ぜひ試してみてください。 それでもダメな場合は、モバイルSuica公式サイトの「会員専用「不具合・トラブル」申告フォーム」で問い合わせてみましょう。
西澤浩一