「一生に一度の現場となった」俳優・柄本佑が明かす、二人の“写真家”への想い
「ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに、撮っていただきました」
2024年12月15日放送分でいよいよ最終回を迎え、早くも“ロス”の声があがるNHK大河『光る君へ』。 同ドラマで藤原道長役を演じる俳優・柄本佑が初の著書となるフォトブックを発売! タイトルは『柄本佑1st フォトブック「1(いち)」』(12月2日受注受付開始/講談社)。柄本佑自身が悩みに悩んで、写真家両名へのリスペクトを込め、敢えて綴じない出版物にチャレンジしたというその詳細と、写真家への想いを明かしてもらいました! 藤本美貴が語る“夫婦円満”の秘訣!「夫に愛されたいなら、まず自分から愛するべき」
柄本佑本人コメント
「ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに、撮っていただきました。 このお二方と名前を並べるなんて大変烏滸がましいのですが、やっと、長い制作期間を経て皆さんに近々フォトブックを手に取って見ていただけることをうれしく思います。 大道さんと荒木さんの2005年の共著『森山・新宿・荒木』は僕の大好きな作品で、今回大道さんには念願の新宿での撮影をお願いさせていただきました。 荒木さんには、母から譲り受けたコートを着たり、ちょっと面白いシチュエーションでの撮影にオッケーいただき、スタジオでじっくり撮っていただきました。 それぞれ本当に最高の時間を過ごさせていただき、撮影日の夜は飲まずには寝られないくらいの興奮状態! まさに一生に一度の現場となりました。 まさか、レジェンドであるお二人とこんな形でご一緒させていただけるなんて、幸せ者です。写真集は俳優人生でもうこれ一冊なんじゃないかな。 フォトブックの中で、約1名、僕の家族も現場にゲリラ参加してちょこっと登場しています。 おまけ的なコンテンツにはなりますが、初出版ということで ちょっとした僕の日常の話も冊子で挟み込んでいます。皆さんの隙間時間に読んでもらえたらと。 そちらは、なんだかんだで60Pくらいの、あくまでおまけなので海外のフリーペーパーのような作りにしてもらいました。 いや~本作りって難しい! 紙質とか重さとか、気になることがたくさん。でも楽しかったです。 写真集って、ノド側がパッと開かないのが個人的に悩ましいと思っていたんです。写真も歪んでしまう。 それはそれで写真集の楽しみ方なのかもしれないですが、100%堪能できない気がして、今回、思いきって 綴じないことにしました。せっかくの素晴らしい写真家の作品を本棚にずっとしまったままなんて勿体無いですし、 個人的には飾ったりもしたい。そんな思いを形にしていただきました。 ぜひ皆さんにはお気に入りのカットを見つけて、思い思いに楽しんでもらいたいです」 【PROFILE】