悩める日銀・植田総裁は「利上げ」を虎視眈々と狙っている…!次の決定会合で可能性が高まる「利上げ」と「住宅ローン」のヤバすぎる関係
条件は整った…!
時系列に見ると、9月19・20日に日銀の9月決定会合が行われ、植田総裁が「時間的余裕はある」と発言、9月27日の自民党総裁選で石破総裁が誕生、10月27日の衆議院総選挙で自民党が大敗という流れになる。 これを受けて、植田総裁は10月30・31日に行われた決定会合の会見で、前月の「時間的余裕がある」という発言を訂正したのだった。 このように、植田総裁は政治的圧力が緩和されれば、直ちに利上げをする準備を整えていると見るべきだろう。 それが12月18・19日に行われる政策決定会合である可能性はかなり高い。 さらに、この筆者の見通しを補強する理由を後編記事『日銀・植田総裁が決断する「0.25%」の追加利上げが庶民を襲う…!住宅ローン「変動金利クライシス」がやってくる!』で詳しくお伝えしていこう。
鷲尾 香一(ジャーナリスト)