アタランタ加入が迫るルイ・パトリシオ（左）とクアドラード（右）[写真]=Getty Images

　セリエAのアタランタが、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオとコロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得に迫っているようだ。25日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。 　昨シーズンはクラブ初のヨーロッパリーグ（EL）制覇を達成したアタランタ。チャンピオンズリーグ（CL）参戦に向け今夏は積極的な戦力補強を敢行しており、ガラタサライからイタリア代表MFニコロ・ザニオーロを買い取りオプション付きのレンタル移籍、ジェノアからイタリア代表FWマテオ・レテギを完全移籍で獲得するなど、すでに8人の新戦力確保に成功している。 　そんななか、同メディアによるとアタランタが新たに2選手の獲得へと迫っている模様。1人目は昨シーズン限りでローマとの契約が満了を迎えたルイ・パトリシオだ。アタランタは所属するアルゼンチン代表GKフアン・ムッソにアトレティコ・マドリード移籍の可能性が浮上中。イタリア人GKマルコ・カルネセッキの控えとして、ルイ・パトリシオに白羽の矢を立てたと報じた。また、2人目は6月にインテルを契約満了で退団したクアドラード。今夏にトリノからイタリア代表DFラウル・ベッラノーヴァを獲得したアタランタだが、競争相手として経験豊富なクアドラードを加えるようだ。 　なお、両者のメディカルチェックは26日に予定されている様子。2人の加入が実現すれば、アタランタにとって今夏9人目と10人目の新戦力となる。