スキマに見える背景も美しい…。まるでアートみたいな風力発電

知らない人はただの芸術作品だと思いそう。 排気ガスで環境を汚さないため、近年は太陽光発電で駆動する製品が増えていますよね。 【全画像をみる】スキマに見える背景も美しい…。まるでアートみたいな風力発電 ですが自然エネルギーは太陽に限らず、水力や波力、地熱や潮汐流などがあります。風が強い場所が理想的ですが、風力も身近な発電です。

デザインの力で見栄え良く美しく発電

風力発電といえば、巨大なプロペラが3枚クルクルと回転するイメージ。ですがこの度AIRIVAが開発したのは、デザインの力で美しいアートのような発電システム。 特徴的なのが、曲線が流麗な縦型タービン。街中でも郊外でもアート的に馴染むので、商業施設や港、学校、高速道路のフェンス代わりに建てることもできちゃいます。

合体すればもっと発電

サイズは1ユニットにつき縦横2100mm×奥行き1050mm。モジュラー式でいくつも拡張が可能なのも利点です。発電したその場で給電することも、バッテリーに充電することも可能。 「スマートグリッド」と呼ばれる電力ネットワークで送電し、他所へ供給することもできます。

あんまり個人向けではなさそう

ただ街中と言っても人が巻き込まれると危ないので、現実的に考えれば安全な場所に設置することになるでしょう。 発電量は、年間約2,200kWh。FAST COMPANYいわく、平均的なアメリカの一軒家を完全に賄うにはAIRIVAが5ユニット必要になるそうな。さすがにそれは多いしジャマなので、補助的に1～2ユニットあれば家計が助かりそう。 まだ試作段階なので価格は出ていませんが、個人より行政や企業が導入する方が現実的かもしれませんね。2025年の予約開始前に、顧客による試運転を予定しています。 vimeo, AIRIVA via FAST COMPANY, NEW ATLAS