C・ロナウドを指導するピオリが明かす「うれしい驚き」とは?「王者と知っていたが…」
アル・ナスルのステファノ・ピオリ監督が10月31日、イタリアメディア『スポルティタリア』のインタビューで中東行きの決断や教え子となったFWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。 2022年にスクデットを獲得したミランへ昨シーズン限りで別れを告げ、今夏にサウジアラビアのアル・ナスルを新天地に定めたピオリ監督。59歳のイタリア人指揮官は、自身にとって初めてとなるイタリア国外での経験を喜んでいる。 「アル・ナスルから連絡が来た時は非常にうれしかったよ。イタリアで指導した20年間とは異なる新たな経験を始めたいと思っていたんだ。アル・ナスルは重要なクラブであり、野心がある。クラブ幹部と話をし、信頼や成長と進化への意欲が感じられ、納得できた」 アル・ナスルでは、2023年1月から所属するC・ロナウドに指導する立場となった。元ミラン指揮官は、39歳の元ユーヴェFWの存在もサウジアラビア行きを決断した背景にあったことを明かした。 「クリスティアーノがいることも重要な要素だった。だから快く引き受けることにしたんだ。クリスティアーノが偉大なカンピオーネ(王者)であり、特に非常に勤勉で、常に最大限の力を発揮しようとする素晴らしい意欲を持った極めて偉大なプロフェッショナルであることは知っていたよ」 ピオリ監督は、現在も若手のような情熱でプレーを続ける39歳FWを絶賛している。 「そして、今も若かった頃と変わらぬ熱意と情熱で仕事に取り組み、常に最善を尽くしてゴールの量産を目指し、チームを助けようとしている、もはや若くはない青年の一面を発見している。これは、うれしい驚きだったよ」