ソフトバンク、本拠地で力出せず 連敗で福岡での胴上げはかなわず 日本シリーズは2勝2敗の五分に
◆SMBC日本シリーズ2024 第4戦 ソフトバンク0―5DeNA(30日、みずほペイペイドーム) ■投げ終わった後のしぐさと笑顔がたまらん…山下美月の始球式【写真複数】 ソフトバンクが本拠地で連敗を喫し、日本シリーズは2勝2敗の五分となった。 打線は先発の左腕ケイを打ちあぐね、3回まで無安打の6三振と苦戦した。4回、先頭の柳田悠岐が右前打を放って出塁したが、得点には結び付かなかった。5回は1死二塁、6回も1死一、二塁と好機をつくりながら、チャンスを生かせなかった。 先発の石川柊太は粘り強い投球を見せたが、4回にオースティンに先制ソロを許した。1点をリードされた7回には尾形崇斗が宮崎敏郎にソロ本塁打を浴びると、さらに3番手の岩井俊介が桑原将志に2点適時打を許した。 打線は9番に日本シリーズ初出場の笹川吉康をスタメン起用するなどしたが、ケイを攻略できず、日本シリーズでは7年ぶりの零封負けを喫した。 31日のみずほペイペイドームでの第5戦を終えると、11月2日からの第6戦は横浜で開催されるため、ソフトバンクは地元での胴上げの可能性はなくなった。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社