<アクターズ・ショート・フィルム>第4弾の監督を務めた俳優陣が登壇 仲里依紗はド派手衣装でホラー愛語る
主演の清水尋也さんについて聞かれると「清水君は最強! 撮っていても魅力的だしめちゃくちゃいいヤツ。撮影初日も『緊張して寝られなかったですよ!』と教えてくれたりして……。めちゃくちゃ可愛いなと。無表情でいたら何かを起こしそうな顔をしているけれど、素顔はメッチャ可愛くて好青年」と熱弁。
また、芋生悠さんについては「いかに可愛く撮るかを意識しました。というのもリサーチしたところ、立ちんぼのようなことをしている女性たちは可愛い服装をしているからです。それもあって芋生さんには、男性と一緒にいるシチュエーションでの可愛いと思う洋服を選んでほしいと伝えました」と打ち明けた。
観客からお気に入りのシーンを尋ねられると、酔っぱらった一葵(清水さん)と三羽(芋生さん)が夜道を歩く場面をピックアップ。「自分の中で一番キラキラキュンキュンさせたくて、ここで最大の明るさと青春を描きたかった。その結果、トレンディーになり過ぎて『恥ずっ!』と思ったけれど、それが逆に良いなと。寝ないで書いたセリフをそのまま使ったり、入れ替えてみたり、セリフにもこだわりました。あのシーンには自分のエッセンスが結構詰まっています」と自信をのぞかせていた。
◇「せん」監督、森崎ウィンさん
今作は田舎に住む老婆(中尾さん)の日常をミュージカル調で描いた作品。ミュージカル映画を監督することを自身の目標に掲げてきたという森崎さんは、「まさかこんなに早く願いがかなう日が来るとは思わず、今回のオファーは純粋にうれしくて、撮影も本当に楽しかった。俳優業とはまた違うワクワク感があって、ゼロからものを作り上げることに携わったことで新たなモノづくりの魅力と深みを実感しました。自分がエンターテインメントという素敵な世界に携われている幸せを改めてかみしめることが出来ました」と興奮気味に語った。
脚本・作詞を託したのは、森崎さんがその才能にほれている上田一豪さん。森崎さんは「自分が監督でミュージカル映画を撮るならば、上田さんに脚本を書いてほしいとお願いしました。打ち合わせで、僕が今の世の中で起きている事をどう映画に落とし込もうかと話していく中で今回の物語のベースが出来上がりました」と熱のこもった共同作業を振り返った。