<アクターズ・ショート・フィルム>第4弾の監督を務めた俳優陣が登壇 仲里依紗はド派手衣装でホラー愛語る
仲さんは演出について「秋山さんの邪念をゼロにするというコントの時の顔が欲しかった。それをお伝えすれば分かりやすいかなと思って、邪念には10段階があるので『邪念5でお願いします。次は邪念7で』という形でお願いしました」と回想。「私は秋山さんのファンなので、いつもとは違った秋山さんを見てみたいという思いがありました」とキャスティングの狙いも説明した。
ただ一方で、秋山さんのセリフをゼロにしたことで、セリフを言う重要性にも気づいたという。「編集作業の時に、セリフがないのは大変なんだと思った。的確な説明セリフがあるのは、編集を楽にするためなんだと発覚しました」と実感。それでも今回の作業で一番楽しかったのは編集作業だったそうで「なぜならば YouTubeを自分で編集しているから」と普段の活動が監督業にも役立ったという。
今回の監督業を通して「自分の頭の中にあるものを口に出して人に教えるのは大変だと思った。それに監督は意思が強くないとできない。監督は勇気をもって俳優に指示してくれていることが分かった。今後は女優としてこれまで以上に監督の思ったことをできるような人間になって『わかりました!』と返事もより一層大きく言いたい。監督が意見を言いやすい環境作りをしなければ」と語った。