<アクターズ・ショート・フィルム>第4弾の監督を務めた俳優陣が登壇 仲里依紗はド派手衣装でホラー愛語る
同席した宮田幸太郎プロデューサーも「前回は主演もされていたので、演出しながら芝居をして……と忙しそうでした。でも今回は演出に集中されていたので頼もしく、安心して見ていられました。俳優の演技を一番に考えた現場作りをされていました」と語った。
観客との質疑応答では、千葉監督の“ギャルマインド”を知るファンから「嫌な気持ちを吹き飛ばすときに使うギャル語を教えてほしい!」と質問。千葉さんは「『それ違くないですか?』と言いたいときに、僕は『え~?意味わかんなすぎ~』と言います。ぜひこの厳しい社会で使ってみてくださいね!」とアドバイスして会場を盛り上げた。客席から監督としての次回作を要望する声が挙がると、宮田プロデューサーも「それは僕も思います。是非とも長編を撮ってほしい!」と期待。千葉さんも「お仕事、お待ちしております!」と応じた。
最後に千葉さんは、本作のテーマに絡めながら「皆さんの身の回りには絶対に小さな幸せの一つは転がっているはずなので、それを見逃さずにすこやかにお過ごしください」と呼びかけた。
◇「イツキトミワ」監督、福士蒼汰さん
福士さんはオファーを受けた心境について、「俳優として監督を目の前にして仕事をする中で、監督は難しくて出来ないだろうと感じていました。けれどオファーをいただいていろいろと考える中で『昔やってみたかったよな』という思いがあり、そんな気持ちと時期的にタイミングも合って受けることにしました。自分の思いを作品として残してみるのも自分の人生において良いのではないかと思いました」と話した。
今作では監督のみならず脚本も手掛けており「当初は監督としてのオファーだったので、脚本はやるつもりはなかったけれど……」と苦笑いを浮かべながら「プロットを書いてプロデューサーに見せたら『書けそうですね、書いてみましょうよ』と言われて」と経緯を説明。執筆については「予算内であればなんでもいいと言われたけれど、逆になんでもいいって難しい。制限があった方が書きやすい」と苦労しながら書いたことを明かした。