宝塚歌劇OG・美弥るりかさんの大人ピンクメイクを大解剖! ヘア&メイク岡田知子さんのコメントも必読
【ベース】色ムラや影を丁寧に補正し、均一で美しいベースを目指す
「ちょっとトーンアップする下地のボビイ ブラウン インテンシブ セラム ラディアンス プライマーを手に取って顔に点置きしてから指でザッとのばします。タカラヅカあるあるで、適正な使用量の倍を手に出してしまい、『あっ、出しすぎた』とあわてて拭くことも(笑)。 赤みが気になる部分や、撮影時は目の下にもジバンシイ プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター ブルーをなじませます。 その後に、ボビイ ブラウン インテンシブ セラム ファンデーションをブラシで広げています。スポンジを使うとこれまたタカラヅカあるあるで、どうしても叩き込んじゃうんですよ。そうすると厚塗りになってしまうため、いい感じに薄くのばしてくれるブラシが私には合っているようです」 <岡田さんコメント> 「ジバンシイ プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター ブルーは、青みで爽やかに見せるというより、透明感を出しながら洒落感をアップさせる効果があります」 「ポーラB.A 3D コンシーラー 01は目の下にのせ、クマとくすみを隠します。ウエイクメイク ディファイニングカバーコンシーラー 15を小鼻の横に。細かな部分もしっかり補正して、均一なベースを作ります」
【目元】 ほのかな甘さをもたらしつつフレームはしっかり締めてメリハリを
「まずキャンメイク アイバッグコンシーラー 02で涙袋の影を仕込みます。 次にRMK シンクロマティック アイシャドウパレット 08の①を二重幅に入れます。次にアディクション ザ アイシャドウ パレット 003の②をアイホール全体にふわっとのせ、③を下まぶたに入れて涙袋ハイライトとしてふくらみを表現しました。さらに目尻の下のくぼみにも③を強めにのせて強調させています」 <岡田さんコメント> 「大人に合う涙袋を作るには、影とハイライトをさりげなくなじませることが大事。目元の色は内→外に広げることで内側の色がいちばん濃くなって遠心顔に。目尻下の影と上まぶたの締め色を自然に出会わせて目尻を長めに見せているので、アイラインを頑張らなくても目元がくっきりします」 「ローラメルシエ キャビアスティック アイカラー 09は目頭の“く”に沿わせて入れ、さらに上まぶたの黒目の部分にのせてボカします。 キャンメイク クリーミータッチライナー 03を使って上のまつ毛の間を埋めたら、msh ラブ・ライナー リキッドアイライナーR4 BKを上まぶたの目尻に自然にスッと。 メイベリン ニューヨーク スカイハイ コスミックブラスト 101は、上まつ毛全体と、下まつ毛は中央だけにつけました。黒目の下部分だけに、下向きにつけます。下まつ毛全部につけると、バキッと濃い目元になりすぎてしまうんです。 ウォンジョンヨ ダイヤモンドライナー 03は涙袋を仕込んだところにちょんと入れます」 <岡田さんコメント> 「目頭のローラメルシエは、眉下のくぼみに入れたtoo cool for schoolの影と重ならないように入れるのが、陰影をキレイに出すコツです。インラインを入れているため、リキッドのライナーは薄く細く入れる程度で目のフレームを際立てることができます」