井上尚弥、拓真兄弟の父・真吾トレーナーがWBAの年間最優秀トレーナー賞受賞
大橋ボクシングジム(横浜市)は7日、所属する井上真吾トレーナー(53)が世界ボクシング協会(WBA)の2024年年間最優秀トレーナー賞を受賞したと発表した。真吾トレーナーは4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)と、前WBA世界バンタム級王者の井上拓真(29)=ともに大橋=の父で2人の専属トレーナーを務めている。 昨年は尚弥が5月に東京ドームでルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ち、9月に東京・有明アリーナでTJ・ドへニー(アイルランド)に7回TKO勝ちしてともに4団体王座を防衛。拓真は10月に有明アリーナで堤聖也(角海老宝石)に判定負けして王座から陥落したが、2月に東京両国国技館でジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に9回KO勝ちして初防衛し、5月には東京ドームで石田匠(井岡)に判定勝ちして2度目の防衛に成功した。 真吾トレーナーは23年には世界ボクシング評議会(WBC)の年間最優秀トレーナー賞を受賞している。プロ戦績は尚弥が28戦28勝(25KO)、拓真が22戦20勝(5KO)2敗。