内島萌夏が全米オープン本戦初出場で初戦突破。世界111位に逆転勝ち[全米オープン]【テニス】
内島萌夏が逆転勝ちで2回戦へ
今年最後のグランドスラムとなった「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)の大会初日が現地8月26日に迎え、女子シングルス1回戦で内島萌夏(安藤証券/世界ランク64位)が、タマラ・コーパチ(ドイツ/同111位)を3-6、6-3、6-4の逆転で下し、大会初勝利を挙げた。 【動画】内島萌夏、フルセットの戦いを制して2回戦進出 マッチハイライト 23歳の内島は、今季ツアー下部で3大会連続優勝などを果たしてトップ100入りすると、全仏オープンでは2回戦に進出。自己最高ランキング59位を記録し、パリ五輪の日本代表にも選ばれた。 全米オープンは2022、2023年と2年連続で予選に出場し、惜しくも予選決勝で敗退。今回が本戦初出場となった。 初対戦となったコーパチとの試合では、第1セットで2-4から追いついた内島だが、サーブの精度を欠いて第8ゲームで再びリードを許して3-6で落としてしまう。 それでも落ち着きを取り戻した第2セットでは、リターンゲームでチャンスを作り続けて、先に2ブレーク。5-1とリードを広げて、6-3でセットを取りきった。 最終セットも持ち前のストローク力を生かしてポイントを先行。互いに1度ずつブレークして迎えた第7ゲームでのチャンスを生かしてリードを奪うと、最後は自身のサービスゲームをきっちりキープし試合を締めた。 同大会で本戦初白星を挙げた内島は、2回戦でユーレ・ニーマイヤー(ドイツ/同101位)と対戦する。
Tennis Classic 編集部