【巨人】ドラ1・石塚裕惺が自主トレを公開 「観客を魅了できるような選手に…」
巨人ドラフト1位の石塚裕惺内野手(18=花咲徳栄)が3日、千葉県・佐倉市にある長嶋茂雄記念岩名球場で自主トレを公開。キャッチボールやフリーバッティングなどをして汗を流した。 この日は父の石塚康直(49)と弟の石塚太惺(15)ら家族を〝練習パートナー〟とし、ハードなメニューを消化。正月返上でキャッチボールや素振りを継続的に行っていたという。それだけにコンディションは上々でキレの良さが光った。「キャンプでケガなく、しっかりアピールできるように体作りであったりとか、技術もそうですけど、ほんとに休むことなく結構ずっと体を動かしてきました」と明かすと「1月8日に入寮するので、ほんとにいよいよ球団の施設に入るわけですし、『本当に楽しみな1年が始まったな』っていう思いです」と来たる日に向け、熱い思いを口にした。 石塚は、長嶋氏が生まれ育った佐倉市に隣接する八千代市出身。今回、練習場として使用した「長嶋茂雄記念岩名球場」の中には同氏の功績をたたえる展示室もある。練習後、同室を見学し、レジェンドの軌跡をじっくりと目に焼き付けていた。「(長嶋氏は)本当にもう日本プロ野球界のスーパースターですし、誰もが憧れるような華がある選手だと思うので、そういう観客を魅了できるような選手になれれば一番いいのかなと思います」とプロのスタートラインに立ち、あらためて強い決意を固めていた。
東スポWEB