【このシューマッハのフェラーリF1なんぼ?】シューマッハの最後のフェラーリがオークションに!果たして伝説の248 F1の落札価格は?
ミハエル シューマッハが最後に乗ったフェラーリF1がオークションにかけられる:ミハエル シューマッハは、248 F1でフェラーリ最後のF1レースを戦った。シャシー番号254のこの車が、ニューヨークでオークションにかけられた!
この車は2006年に一つの時代の終わりを告げた。ミハエル シューマッハ(Michael Schumacher)がフェラーリのドライバーとして最後のシーズンを戦い、伝説の「248 F1」でフェルナンド アロンソと激しい首位争いを繰り広げたのだ。そのシーズンのフェラーリ、シャシー番号「254」が、11月14日から19日にかけて、ニューヨークで開催される「RMサザビーズ」のオークションに出品された。モータースポーツファンにとっては、コレクターズアイテムとなることだろう。
「248 F1」は、1964年以来のフェラーリ初のV8エンジン搭載モデルだ。2.4リッター自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は800馬力に達した。ダウンサイジング時代の幕開けを告げる車となった。2.4リッター、8気筒というスペックから、「248 F1」と名付けられたのだった。
フェラーリは、新しいV8エンジン用にシャシーを最適化し、より狭いサイドポッドと革新的なエアインテークを採用することで、空力特性と冷却性を向上させた。その他の設計上の革新としては、サイドポッドに目立つように取り付けられたエクステリアミラーがあり、これはロス ブラウンと彼のチームのアイデアで、後にレッドブルが模倣した。
フェラーリ248 F1のシューマッハ: 5勝、3ポールポジション
シューマッハは「248 F1」で5勝と3回のポールポジションを獲得し、2006年にはいくつかの素晴らしい瞬間を生み出した。特に、アロンソを数周にわたって抑え込んだイモラでの勝利は、歴史に名を残すものとなった。しかし、激しい巻き返しにもかかわらず、最終的には8度目のワールドタイトル獲得は叶わなかった。 シーズン終了後、キミ ライコネンがコックピットを引き継ぎ、「254」シャシーはフェラーリの2世代をつなぐ役割を果たした。シューマッハはこの車で最後のレースを戦い、ライコネンはフェラーリ入りをこの車で果たした。
現在、この車は公式のクラシックフェラーリとして認定され、これまでに何度か展示されており、最近ではロサンゼルス自動車博物館で開催された「Seeing Red: 70 Years of Ferrari」展で展示された。 この歴史的なF1カーをオークションで購入する人は、レースカーを手に入れるだけでなく、シューマッハの伝説の一部を手に入れることにもなる。しかし、長年使用されていないため、サザビーズは技術的な改修を推奨している。この改修への投資は、最終的な購入価格のほんの一部にしかならないだろう。落札価格は22,500,000米ドル(約34億8,750万円)以上と想定されている。その結果やいかに?
Bianca Garloff
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